稲城市議会議員 榎本久春 最近の活動
新型コロナウイルス感染症対策
 中国湖北省武漢市で集団発生したコロナウイルスは世界規模で感染が広がっています。稲城市では、1月29日に 新型コロナウイルス感染症情報連絡会の第1回会議を開き、市の各施設に注意喚起の張り紙掲示、窓口職員のマスク着用可、市民には注意喚起のメール配信などを実施。その後、感染拡大に伴い1月31日に新型コロナウイルス感染症危機管理対策本部を設置し、現在まで12回の会議を開催し政府や東京都からの情報提供や要請に従って対応しています。1月26日には、安倍総理大臣から多数の方が集まる全国的なスポーツ・文化イベントの中止や延期の要請があり、大規模な感染リスクがあるとして、プロスポーツや全国的な大会やイベントが中止となりました。また、全国すべての小学校・中学校・高等学校・特別支援学校に3月2から休校の要請があり、全国の知事・市区町村長が対応に苦慮する状態となりました。
稲城市の対策・対応
 市内の発症例は確認できない状況でありますが、稲城市の対応は以下の通りです。
私の見解
今回の稲城市の新型コロナウイルス感染症対策については、一定の評価ができるものだと感じております。市では、消防本部と病院を運営していることもあり、早くから会議を開催し、感染症が蔓延した場合を想定した対応を確認するなど、危機管理対策本部が機能しています。中でも各学校を配置する知事・市区町村が苦慮している最中に、稲城市では、急な変更に家庭や学校が対応困難にならないように、3月2日からの小中学校の休校要請に対して3月2日と3日を通常授業とし、休校までの準備期間を取り、また、家庭で育児をするための休暇取得が難しい家庭などに対応するため、学校で児童を預かる体制を整えました。
消防は都内唯一の単独消防、病院は市立病院を運営している強みがあり、小中学校では教育委員会との連携で、働く保護者への配慮、子どもたちの居場所の確保につながり、他の自治体とは違った独自の対応ができたものと思います。
私の感染症対策
私からの感染症対策としては、福祉施設での経験から手洗いの徹底が、市民一人ひとりを守る一番の対応だと思います。福祉施設では、ウイルスを運ばないように一行為一手洗いを実施してきました。習慣化することにより手を洗わないと違和感を覚えるようになり、自ら手を洗うようになります。市民の皆様は、自宅に帰ってからの手洗いだけではなく行動をする範囲の中で、手を洗う機会があれば積極的に手を洗って頂き、ウイルスを感染させない!自宅に持ち帰らないようにして下さい。
※手洗いは、手の裏表、指の間、手首までをしっかりと石鹸で洗い流してください。アルコールが設置してあれば、手洗い後にアルコール消毒も効果があります。